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宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

コロナ禍で歯抜け日程の国内男子ツアーは「知恵も努力も足りない」

公開日: 更新日:

■PGAツアーは柔軟対応

 カリフォルニア州の1日平均のコロナ感染者数は、今でも1万7000人超。それでもゴルフ人気を高めようと、主催のPGAツアーは最大限の努力をし、アイデアを駆使する。柔軟な対応が、PGAツアーの人気を支える要因となっている。

 JGTOの日程は、例えば6月から8月にかけて約2カ月の空白がある。こんな歯抜け状態ではファンの関心も薄れる一方だ。こうした隙間には賞金額の小さな試合でいいから埋めることはできないものか。若い選手のモチベーションにもつながるはずだ。

 不景気やコロナ禍、スター不在を言い訳に、例年と同じ流れのまま、ただ手をこまねいているだけでは、男子ツアーの復興など夢のまた夢である。

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