競泳・大橋悠依が女子初のプロ転向 個人メドレー女王めぐり米国有力クラブで争奪戦!
日本のスイマーが米国に練習拠点を移すのは、トップスイマーが揃うレベルの高い環境で練習するため。コーチや環境を替えて心身ともリフレッシュする狙いもある。
米国側からしてもメダリストを受け入れれば高い技術やメンタルを吸収できるうえ、指導した日本人選手が国際大会で結果を残せばコーチとして名声も得られる。双方にとってメリットは大だ。
大橋は、すでに東洋大入学時から指導を受けてきた平井伯昌氏のもとを離れて新たな環境を模索しており、渡米に支障はないだろう。
米国勢は東京五輪女子個人メドレーで大橋と競り合い、200メートル、400メートルとも銀、銅メダルを獲得した。そのうちの3人は米競泳界を代表する名将のひとりであるトッド・デソルボ氏が指導するバージニア大学のクラブに所属している。同クラブは強豪として知られる。大橋はライバルと切磋琢磨して、さらにタイムを縮めるかもしれない。