エ軍オーナーは「年俸総額引き上げ反対」の急先鋒! 大谷「総額400億円」契約延長に暗雲か
トラウトは今年8月で31歳、レンドンは6月で32歳と高額の主力野手2人がベテランの域に入る。昨季、トラウトは右ふくらはぎ、レンドンは股関節を手術し、揃って長期離脱を強いられた。
「トラウト、レンドンとも年齢的に下り坂に差し掛かっており、特にトラウトは再発しやすいふくらはぎに爆弾を抱えています。大谷との契約延長を優先したいエ軍としては今季、この2人の完全復活を望んでいるでしょう。今季の成績次第では他球団へのトレードも可能だからです。2人が不良債権化する前に放出して、大谷の残留資金を確保するのではないか」(前出の友成氏)
ただでさえ、投手陣を整備しなければならないうえ、じきに大谷がFA権を取得する。そうなるとトラウト、レンドンを含めた3人を抱えるのは実際問題として不可能。レンドンは過去2年の実績からいってトレードの引き取り手があるとは思えない。あったとしてもエ軍が年俸の残り半分近くを負担させられ、人件費削減にはつながらない。
エンゼルスは最も若い大谷を選択することになり、結果としてトラウトがはじき出されるということだ。