エンゼルス大谷「ヒリヒリする9月」は今季かなうのか…選手会がPS出場枠の拡大求める
紛糾が続く米大リーグ(MLB)の労使交渉で選手会(MLBPA)が経営者側に新たな譲歩案を提示した。
年俸総額など金銭面で譲歩する見返りとして、ポストシーズン(PS)の出場枠を14に拡大することを求めたという。日本時間5日、スポーツ専門局ESPN(電子版)など複数のメディアが伝えた。
PS出場枠を巡っては、従来の10球団から12球団に拡大することで合意していた。今季のPSにはア、ナ両リーグとも各地区の優勝3チームの他、2位以下の勝率上位3チームが駒を進める。2014年以来、8年ぶりのレギュラーシーズン勝ち上がりを狙う大谷翔平(27)のエンゼルスもPSに進出しやすくなったわけだ。
大谷は昨季の総括会見で「常にシーズン終盤はプレーオフ争いをしたいと思っています。ヒリヒリする9月を過ごしたい」と話して話題を呼んだ。長らく低迷が続くエ軍で大谷の望みはかなうのか。
■打線はまだしも…
Jスポーツ大リーグ中継で解説を務める評論家の三井浩二氏がこう言う。