日本は豪州戦に勝てばW杯、負ければ…3位転落で待ち受けるプレーオフの地獄絵図
■W杯では南米勢に1勝4敗
現時点で南米予選3位エクアドル、4位ウルグアイ、5位ペルー、6位チリが勝ち点差3の間にひしめき、7位コロンビアが続く。
ウルグアイ、ペルー、コロンビアは2018年W杯ロシア大会に出場。コロンビアは日本と2大会連続で対戦している常連国だ。
日本は過去のW杯で南米勢と5度対戦し、PK戦での敗戦を含めると1勝4敗と分が悪い。決戦は6月中旬にカタールの地で一発勝負。
前出の六川氏が続ける。
「間違いなくアジア最終予選以上に厳しい戦いが予想されます。会場は同じカタールなのは救いですが、日本は6月7日のアジアプレーオフから1週間で2試合を戦うのに対し、3月29日に予選を終える南米勢は、この1試合に集中できる。この差は大きい。ただでさえ相性が悪いのに、体力の消耗度でも南米勢が有利。プレーオフ行きは絶対に避けなければなりません」
MF三笘薫(24)は「この試合で今後のサッカー界も変わる。チームとしても個人としても命懸けで戦う。代表として未来が決まる」と決意を語っている。
24日はまさに天下分け目の一戦になる──。