巨人・中田翔“マン振り病”再発で打率1割台…体重増と自信過剰でブンブン低空飛行
昨季の日本一球団を相手に3連勝を挙げた巨人だが、9安打6点を奪った打線の中でひとり蚊帳の外だったのが、開幕から「5番・一塁」を任されている中田翔(32)である。前日の4タコに続く5打数無安打。スタメン野手では唯一のノーヒットで、打率.174の低空飛行だ。
日本ハムから無償トレードで途中加入した昨季は、計73試合の出場で.177。戦力にならなかった。崖っぷちからの巻き返しを誓った今年は、20キロ近く体重を増やす肉体改造に挑み、全盛期の109キロでキャンプイン。「自信しかない」と復活を宣言していた。
「実際、オープン戦は打率.325、3本塁打と結果を出した。要警戒と感じていたけど、開幕前にテレビで『キャリアハイを目指す』『ホームラン40本』みたいなことを言っていたので、ん? と思ったら、案の定ですね。体重と自信を取り戻したことで、『マン振り病』が再発しちゃった。あれだけ力任せにバットを振り回したら、どうしたって確実性は落ちますよ」(セ球団のスコアラー)
これも副反応だ。