T・ウッズが「次は全英」と“聖地”での150回記念大会に出場示唆 現地生観戦は至難のワザ
昨年2月の自動車事故で右脚の脛骨や腓骨を複雑骨折するなどの大ケガをしたT・ウッズ(46)はマスターズで奇跡の復帰を果たしたが、ボルトなどが入った右脚をかばいながらの痛々しいプレーで13オーバーの47位に終わった。
試合後の会見では、「これからの予定はわからない。足の持久力がない。痛み始めるとひどいショットが出る」という一方で、「全英(7月14日開幕)のセントアンドルーズは世界で一番好きなコース。出場したい」と語った。5月の全米プロと6月の全米オープンに関しては体の状態を見て判断するそうだが、マスターズで負ったダメージにより欠場が濃厚だ。
今年の全英は150回の記念大会。会場は聖地、セントアンドルーズ・オールドコースで30回目の開催となる。
「リンクスのセントアンドルーズなら強風が吹くことはあっても、足に負担のかかるアップダウンはない。ウッズはここで2度優勝している。ケガをしている右脚を十分にケアし、状態を上げれば勝負になると思っているはずです」(ゴルフライターの吉川英三郎氏)