日本ハム高卒ルーキーは粒揃い!今年はムリさせず来年の新球場元年にピタリ照準
開幕から「トライアウト」を続ける日本ハムの新庄剛志監督(50)。
戦うメンバーが固定されてきた大きな理由は“弾切れ”だ。開幕から取っ換え引っ換え選手を試していれば“在庫”も尽きて当然。「特に野手は昇格させるべき選手が見当たらない」とはさる球団OBだが、一部の選手に関しては例外だという。
「昨年のドラフトで獲得した高校生ルーキーたちですよ」と前出のOBがこう続ける。
「育成も含めて獲得した8人の中には、かなりのレベルに達している選手が何人かいるとか。けれど、いかんせん、高校生ルーキーですからね。一軍でコンスタントにプレーするだけの体力がまだない。だったらムリに一軍に上げず、今年1年はファームでみっちり鍛えながら体力をつけ、来年の新球場元年にデビューさせる方針のようです」
このOBが「かなりのレベルに達している高校生ルーキー」として名前を挙げたのは4人。
投手はドラフト1位の達孝太(天理)、同5位の畔柳亨丞(中京大中京)、育成1位の福島蓮(八戸西)、野手はドラフト2位の有薗直輝(千葉学芸)。