全米女子OP落ち直後の西村優菜が首位発進! 本人も口にした日米「グリーン難度」の差

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 西村は出だしの10番(パー4)で第2打をグリーン右手前のラフに外すも、ピンまで10ヤードの距離を58度のサンドウエッジでチップインバーディーとした。

 前出の並木プロは続ける。

「海外の芝質はコースによって違う。メジャーになれば『そこまでやるか?』という難しいセッティングになる。高低、左右に曲げるなど、14本のクラブを使い、いろいろな技術が求められるが、国内では、そうした経験がないので、すぐに対応できない。ミスをしても練習し、ショットのバリエーションを増やせばレベルアップする。若いうちにどんどん海外試合に出るべきです」

 今大会は優勝するなど、いくつかの条件をクリアすれば全英女子OP(8月4日開幕)に出られる。昨年全英に出た青木瀬令奈(29)は予選落ちだった。「それでも引き出しが増えたし、今季の成績(メルセデスランク8位など)につながっている」と話す。

 向上心ある者は海外で悔しい思いをしても無駄にはならない。

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