大谷翔平「ホームラン競争」不参加で負担軽減も…後半戦の本塁打量産が望めないワケ
エンゼルス・大谷翔平(28)のホームランダービーへの不参加が決まった。球宴前日恒例の本塁打競争を中継する米スポーツ専門局ESPNは日本時間15日、3連覇を狙うメッツ・アロンソらの7人に加え、レンジャーズ・シーガーが出場すると発表。大谷は2年連続の参戦を期待されていたが、地元紙「オレンジ・カウンティー・レジスター」によれば、MLBから参加を打診されながら辞退したという。
開幕から投打の二刀流をこなし、前半戦はここまでチームトップの87試合に出場(数字は15日現在)。体への負担は大きく、打撃フォームの乱れを恐れて自重したようだ。
これで余力を持って後半戦に臨めるとはいえ、本塁打を量産する保証はない。
リアル二刀流実質1年目の昨季は球宴でフル稼働だった。史上初の二刀流出場を果たし、初戦敗退に終わったものの、本塁打競争にも出場して疲労の色は隠せなかった。
「オールスター・ウイーク」で主役を務め、前半戦の疲労が抜けきれなかったこともあり、後半戦は打撃が低迷した。本塁打は前半の33本から13本塁打に激減し、打率も2割7分9厘から2割2分9厘に下げた。