中日の連敗を4で止めた“真のヒーロー”は右翼・岡林勇希 強肩レーザービームで2度窮地救う
中日の岡林勇希(20)が、「肩」で4連敗中のチームの窮地を救った。
まずは、0-0の四回2死一、二塁でDeNA6番・楠本の右前打を捕るや、本塁へレーザービーム。二塁走者の牧を見事に刺した。
さらに、球場を沸かせたのが、1-0の七回1死満塁のピンチ。
右翼ファウルグラウンドに打ち上がった大和の打球を半身の体勢で捕球すると、矢のようなノーバウンド送球で本塁へ返球。タッチアップを狙った三塁走者の楠本をこれまた見事にアウトにしたのだ。
中日は岡林の2度の好守の直後、裏の攻撃でいずれも得点を挙げた。2番打者としては4タコだったものの、強肩が貧打の打線を勢いづかせた格好である。
試合後のお立ち台には七回途中まで無失点に抑えた先発の高橋宏、先制適時打を放った助っ人レビーラが上がったが、ヒーローは間違いなく岡林だった。