8.6開幕!夏の甲子園大会「完全予想」初戦で残る・散る高校は?【対戦表付き】
6日に開幕する夏の甲子園大会の組み合わせ抽選会が3日に行われ、初戦の対戦相手が決まった。今センバツを制し、「1強」といわれる大阪桐蔭は旭川大高と対戦。新型コロナウイルス集団感染と判断された九州学院、有田工、帝京五、浜田の4校を含む3試合を第8日に行う変則日程となった。初戦24試合の行方を占った。
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第1日=6日 第1試合は145キロ右腕の好投手・盛永を擁する国学院栃木が春夏連続出場の日大三島との開幕戦を制す。第2試合は明豊が樹徳に勝つ。第3試合は昨夏、甲子園4強に導いたドラフト候補のエース左腕・森下が牽引する京都国際が一関学院を倒す。今春のセンバツは開幕直前のコロナ禍により無念の辞退。この夏は忘れ物を取りにいく。
第2日=7日 第1試合は春の中国王者の創志学園が八戸学院光星との実力校対決を制す。第2試合は愛工大名電とセンバツ8強の星稜との強豪校対決。高校野球雑誌「ホームラン」元編集長の戸田道男氏がこう言う。
「愛工大名電は愛知大会決勝で強豪・東邦を相手に18安打を放つなど、チーム打率.423の強力打線を誇る。エース左腕の有馬も最速147キロの速球やスライダーのキレがいい。星稜もエースのマーガードを中心とした好チームですが、愛工大名電が上回るでしょう」
第3試合は鶴岡東が盈進を倒す。第4試合は近江と鳴門の好投手対決。前出の戸田氏が続ける。
「近江のエース山田は最速149キロのドラフト候補。チーム打率.419の鳴門打線も、フレッシュな状態の山田を攻略するのは至難の業でしょう。鳴門のエース左腕・冨田が今センバツで大阪桐蔭打線を3点に抑えました(1-3)が、近江は昨夏4強、今センバツ準優勝。打倒・大阪桐蔭を掲げているだけに、総合力で上回ると思います」