首痛再発の松山英樹が金満LIVゴルフ移籍に気持ちグラリ? 米PGAより試合減り負担軽減
松山はこれまで、LIV移籍を完全に否定する発言はしていない。そればかりか、先月の全英オープンの会場で報道陣からLIV参戦の可能性について聞かれると「(移籍の)噂は噂なんで。僕だけの問題ではない。興味がないわけじゃないですけど」とも語っている。
米ツアー関係者が言う。
「ノーマンはLIVを批判しているT・ウッズに7億ドルから8億ドル(約924億~1056億円)でオファーしていたことを認めた。ヒデキは30歳と若く、昨年のマスターズで優勝している。日本やアジアへの影響力が大きい。ノーマンから4億ドルを提示されていたとしても不思議ではない」
■試合は増えても14、すべて3日間54ホール
さらにこの関係者は続ける。
「ヒデキは高額の移籍金や賞金目当て(来季14試合で4億500万ドル)というより、再発を繰り返す首痛のことを考えてLIVへ移籍するかもしれない。昨年までの5シーズンを見ても、ヒデキは年間平均25試合(日本ツアー含む)に出場している。何度も首を痛めている状態で、今後も同程度の試合数を消化するのは厳しい。今年8大会のLIVは来年、試合数が増えても14。各大会は3日間の54ホールです。体への負担はかなり軽減されますから」
マスターズに2度勝っているB・ワトソンが来季からのLIV参戦を決めたのは、42歳という年齢とともに5月に右ひざの半月板損傷を手術し、現在もリハビリ中であることが大きいともいわれている。
松山をLIVへ駆り立てるのは首の「爆弾」か。