【What a nasty pitch!】110キロのスローボールに「なんてエグイ球なんだ!」
日本時間9月6日、地元アナハイムで行われた対デトロイト・タイガース戦。大谷はコディ・クレメンスが投げた110キロのスローボールにタイミングが合わず、見逃し三振を喫した。
コディはサイ・ヤング賞を7度受賞した伝説的投手、ロジャー・クレメンスの四男。タイガースでは内野手兼外野手として複数の守備をこなすユーティリティー選手だが、0-10とワンサイドゲームになったこの日、9点差の八回からMOP-UP(敗戦処理)としてマウンドに上がった。大差の試合で野手が登板するのはメジャーではよくあることだ。
コディはこれが今季6度目の登板。キャリア初の三振を大谷から奪い、その記念球をロッカーに保管していた。翌日、用具係を通じて大谷にサインをねだると、返ってきたボールには、
What a nasty pitch!
とのメッセージが添えられていた。
NASTYとは、「胸くそが悪い」「えげつない」「卑劣」「意地悪な」という意味だ。