メジャーが本気で狙う「球宴メンバー3人の名前」 ロッテ朗希、ヤクルト村上だけじゃない!
コロナ禍で大量12人の辞退者が出た今年のオールスター。26日に第1戦が行われ、日本ハムの清宮幸太郎のサヨナラ本塁打でパが、セを3-2で下した。ヤクルト・村上宗隆(22)、ロッテ・佐々木朗希(20)という超新星らが年に1度のお祭りを盛り上げる中、今年のメンバーではその村上や佐々木に加え、オリックスの山本由伸(23)が将来的なメジャー挑戦を視野に入れているといわれている。
メジャーの各球団もこの3人の調査を継続しているが、本気で狙っている選手は他にもいる。米メディア関係者は「投手は楽天の松井裕樹(26)、野手ではオリックスの吉田正尚(29)が注目されている」と言う。
順調にいけば今オフに海外FA権(9年)を取得する松井は今季前半戦、32試合で1勝2敗3ホールド19セーブ、防御率1.74をマーク。奪三振率も14.52と高く、かねてメジャー志向がある。
メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう話す。
「最速150キロを超えるハイファストボールを軸に、スライダー、フォークの空振り率は約3割と高い。メジャーで活躍できる条件が揃っているだけでなく、多くの球団が左のリリーバーを探している。松井は楽天と来季までの4年契約を結んでいますが、このオフにメジャー挑戦すれば、2年総額1000万ドル(約14億円)程度でパドレス、レンジャーズなど複数の球団が獲得に乗り出すでしょう」