巨人は3位浮上も不穏な本拠地最終戦…“オーナー対応なし”でくすぶる原監督の進退問題
が、この日はオーナーの対応はなし。日本テレビ関係者がこう言った。
「緊急入院していた長嶋茂雄終身名誉監督のこともあるし、この日がオーナーが報道陣に対応するタイミングだったのは確か。3位でCSに進出する可能性も、最下位に転落する可能性もまだ消えていないこの段階で、来季のチーム構想に触れるのは拙速という事情はあるにせよ、報道陣が訝ったのは事実です。来季が3年契約の2年目で契約上は続投が既定路線の原監督への信頼を口にしてもおかしくないところ。CSに向けての雑音封じにもなる。現に昨年はこの場で早々と、契約最終年の原監督の続投を明かしたわけですから。それすらなかったのは、監督の去就を含めた来季の組閣が不透明だからではないか。実際、巨人の歴史上一度しかない最下位に沈むようなら、さすがに原監督も安泰というわけにはいかないという情報もありますからね」
残りは7試合。巨人周辺で不穏な空気が漂っている。