【Bad idea on my part】オオタニ・ルール発案の監督「我々にとってはまずいアイデアだった」
MLBは昨年のオールスターゲーム前、「先発した投手が降板後もDHとして打席に残ることができる」という、いわゆるオオタニ・ルールを採用した。発案者はタンパベイ・レイズのケビン・キャッシュ監督。球宴で大谷を「1番・DH兼投手」で起用し、ルール導入の道筋をつけた。
そのキャッシュ監督が今年5月9日のエンゼルス戦前、報道陣に言ったのが、「Bad idea on my part」。冗談半分、自戒するような口調で報道陣の笑いを誘った。
“on my part”は「我が陣営」「我が方」を意味する。相手側を意味するときには“the other part”、あるいは“opponent”を使う。
“part”とは「部品」「(全体の)一部」「(重要な)部分」を意味するほか、「陣営(チーム)」や「味方」を指す。使い方はさまざまだ。例えば、“take part in”は「関与する」「参加する」を意味するし、“baseball is a part of his life”は「野球は彼の人生にとって不可欠な要素だ」となる。