著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【Why shohei got snubbed?】なぜショウヘイは冷遇されたか?

公開日: 更新日:

 全米野球記者協会(baseball writers association of america=略称BBWAA)で大谷翔平にMVP票を投票した地元メディア、ジ・アスレチックのサム・ブラム記者が自身のコラムで書いたフレーズだ。ニューヨーク・ポスト紙(11月18日付)が引用している。全体の文章は次の通りだ。

「I am assuming judge taking to the playoffs is why shohei got snubbed?(私の推測だが、ジャッジがヤンキースをプレーオフに導いたことがショウヘイがMVP選びで冷遇された理由だ)」

 “Got snubbed”とは「冷遇される」「ひじ鉄砲を食らわせられる」といった意味。「鼻であしらわれる」といった不愉快な意味もある。

「昨年は我々皆がオオタニの記録に対してワォー! と歓声をあげて(oohed and ahhed!)全員一致で投票した。彼の商品的価値(novelty)は2021年と22年では違う。今シーズンは昨年よりもはるかに向上(improve)していた。彼の2つの分野での力量(dual prowess)は、あの偉大なベーブ・ルースを超えていた。MVP選出にはチームの強さが反映されるべきではない。チームメートの強さがMVPポイント獲得の理由になってはならない。オオタニも長い間続くエンゼルスの悪夢(nightmare)にへこたれてはいけない(should not get dinged)」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主