大坂なおみ過去2度V全豪OP欠場の深層…3年連続「稼ぎの女王」でもうお腹いっぱい?
大坂は4大大会のうち全米と全豪をそれぞれ2回ずつ、計4回制している。現役の女子で大坂以上の実績を残している選手はいない。世界ランク1位にもなって、ある意味、女子テニス界の頂点を極めた。米経済誌フォーブスによれば、大坂の昨年の稼ぎは約67億円。「世界で最も稼ぐ女性アスリート」ランキングで、3年連続トップになった。稼ぎも「女王」なのだ。
昨年5月にはビジネス面を管理するマネジメント会社を立ち上げ、女子のオンス・ジャバー(28・チュニジア=世界ランク2位)、男子のニック・キリオス(27・オーストラリア=世界ランク22位)らトッププレーヤーたちが所属。新たにスタートした事業まで順調なのだ。
今回の全豪をパスした理由を例の「メンタルヘルス」とみる向きもあるものの、大坂はすでにテニス選手として実力も稼ぎも頂点に立ち、“お腹いっぱい”に違いない。