パが先発に「大谷ルール」導入も誰が使うの? ハム1位・矢沢は“二刀流”でも中継ぎ濃厚

公開日: 更新日:

 27日、NPBは野球規則改正により、今季から「大谷ルール」を導入すると発表した。先発投手兼DHでスタメン出場した選手は、先発降板後もDHで、DH解除後も先発で出場を続けられる」というルールを、メジャーは昨年から導入。二刀流の大谷翔平のために作られたようなもので、「大谷ルール」と呼ばれるゆえんだ。

 とはいえ、メジャーでもルールの恩恵にあずかっているのは大谷ただひとり。果たして日本で使われる機会はあるのか。

 DHとして打席に立つ以上、打撃でも他のDH候補以上に優れている必要がある。そんな投手は、今のところ大谷くらいのものだろう。

 今季は日本ハムのドラ1新人、矢沢(日体大)が二刀流選手として騒がれているものの、「評価されているのはむしろ野手の方。投げる方は中継ぎが濃厚です」とは日本ハムOB。大谷ルールは先発投手にしか適用されない。

 投打で大谷に匹敵する選手が出てくるまで、新ルールはほこりをかぶることになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差