西山和弥が初マラソン日本最高タイム更新 大阪での2年連続記録は「高速コース」の恩恵
2年連続の記録だ。
西山和弥(24)が日本勢トップの6位でゴール。2時間6分45秒は初マラソンの日本最高記録を更新。7位の池田耀平(24)も2時間6分53秒をマーク。以前の日本最高は昨年覇者・星岳の2時間7分31秒だった。
2011年創設の今大会。18年までは男子の優勝タイムは2時間10分台、女子は2時間30分台だった。それが19年に新コースになると、男子は2時間7分47秒、女子も2時間26分29秒と大幅短縮された。
20、21年はコロナの影響で中止になり、昨年の男子は海外招待選手が不在の中、初マラソンの星が2時間7分台で走り、今年も初マラソンの日本勢2人が6分台を記録。
さらに女子3位で日本勢トップの渡辺桃子(24)も2時間23分8秒でゴール。自己記録を7分30秒以上も更新した。この結果は、トレーニングやシューズの進化はあっても、高速コースの恩恵は無視できないだろう。