村上宗隆に早くも心配な「WBC後遺症」 侍J4番が4試合打率.143でメンタル面に大ダメージ
1次ラウンドを4連勝で通過。快進撃を続ける侍ジャパンでひとり、元気がない。4番の村上宗隆(23=ヤクルト)だ。
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12日の豪州戦、四回無死満塁の好機でアッサリ3球三振に倒れるなど、4打数1安打。1次ラウンドでは全4試合に「4番・三塁」でスタメン出場しながら、14打数2安打、打率.143とバットが湿っている。
吉村打撃コーチは1次ラウンド中、「一本出れば変わると思う。今の打順で結果を残してもらいたいと栗山監督も思っているはず。それがファンにとっても、ジャパンにとっても一番いい形だと思います」と信頼を口にしているが、セ球団のスコアラーは、「このままだと“WBC後遺症”が懸念されます」と、こう続ける。
「海外の投手は日本の投手と球筋やリリースのタイミングが違う。準々決勝以降、レベルが高い投手と当たると、その差はより顕著。WBCに出るために例年よりも早めに仕上げているし、大会後には『燃え尽き症候群』に陥る選手も少なくない。