センバツV候補の仙台育英にはプロ注目選手が5人!有望株が育つ秘密を野球部OBが明かす
「仙台育英の根底には『自分たちで考える野球』がある。試合後は選手だけでミーティングして、ターニングポイントになった場面を振り返り、一球一球の反省をします。長い時は2時間くらいやっていたから、かなり野球脳が鍛えられました。それに、全力で上を目指せるシステムがある。選手のさまざまな能力を数値化して、順位付けをしていました。球速、スイング速度、打球速度、一塁到達タイム(機械測定)など全てです。良い数値を出せば試合で使ってくれるので、納得して、全力で練習できた。A~Cチームがあったけど、全員が同じ練習をしていて、レギュラーかどうかで扱いが変わることもなかった」
健全な競争により、能力が切磋琢磨される環境が整っているがゆえに選手も育つというのだ。