ビックマウス近藤健介を襲うWBC以上の重圧 超破格待遇でソフトBは「V奪還の使者」期待

公開日: 更新日:

 さらに1月に出演した北海道の地元番組では、日本ハムの新庄監督をチクリとやった。

 新庄監督は、就任会見で「優勝は目指さない」と発言。しかし、近藤は当初から「矛盾するようだけど僕は勝ちたい」と話しており、番組内でも「やってられないと思ったことはあるか?勝ちにいってたらそう思ったかもしれないけど、勝ちにいってないので」と皮肉。それでも「勝ちたいと思うと、僕だけ(チームと)かけ離れてしまうから」などと複雑な心境を明かしていた。

 それでも、ここまで言った以上はソフトバンクを優勝に導くのは当然。年俸とあわせ、活躍できなければ「口だけか」と言われかねない。

「ただ、ソフトバンクには内川という心強い先駆者がいる。内川も出来高多めの複数年契約でベイスターズからFA移籍。何度も日本一に貢献した。近藤も内川も球界を代表する中距離打者。内川はやや気難しい面があるなどひと癖あったが、2人は打撃技術に一家言あるタイプと共通点も多い」とは球団OBの弁。

 7試合で終わったWBCに対し、シーズンは143試合の長丁場。疲れている暇はなさそうである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇