松山英樹は猛追ならずマスターズ2度目V逃す 2アンダー16位Tで終戦、最終日は4日間ワースト
【マスターズ】最終日
最終ラウンド2位発進のJ・ラーム(28=スペイン)が69で回り、通算12アンダーまでスコアを伸ばして逆転で初優勝。2021年全米オープン以来2つ目のメジャータイトルを手に入れた。
雨で中断した第3ラウンドを70にまとめた松山英樹(31)。第4ラウンドは首位に6打差の通算5アンダー5位からスタート。猛追が期待されたが不発に終わった。
前日までの雨の影響でグリーンは重くなり、J・スピースのようにパット巧者はタッチを合わせてバーディーを量産したが、松山はこの日もショットの良さがスコアにつながらなかった。フェアウエーを外したのは1度だけ。グリーンを狙うショットも切れていた。しかし、6番、10番、11番、13番の2メートルから6メートルのバーディーチャンスを逃し、第3打をピンそばに寄せた15番では80センチのバーディーパットがカップの左を通過。スコアを伸ばすことが不可欠の「サンデーバック9」はバーディーなし。最終18番では1メートルのパーパットもカップに触れず4日間ワーストの75。通算2アンダー16位に終わった。