なでしこデンマークに無得点負け…決定力不足解消の“切り札”はMF遠藤純 初代専任監督が指名
なでしこジャパン(世界ランク11位)は日本時間12日、欧州遠征先でデンマーク代表(同15位)と対戦して0-1で敗れた。
序盤からデンマークにペースを握られ、後半に入るとシュートチャンスの回数も増えたが、同33分にロングボールを放り込まれ、DF南萌華がヘディングでクリアしようとしたボールが痛恨のオウンゴール。これが決勝点となり、なでしこは今夏の女子W杯(オーストラリア・ニュージーランド共催)前の最後のテストマッチを無得点負けで終えることになった。
試合後、背番号10のMF岩渕真奈が「やはり得点しないと勝てない。まだまだ自分たちの力が足りないと感じた」と険しい表情でコメントした。
なでしこは昨年11月のイングランド戦からスペイン、ブラジル、米国を相手に4戦連続無得点負け。2月のカナダ戦を3-0でモノにし、8日のポルトガル戦は2-1の逆転勝ち。しかし、この日のデンマーク戦で<いつもの点の取れないなでしこジャパン>に戻ってしまった。女子日本代表初代専任監督を務めた鈴木良平氏がこう言う。