渋野日向子が風に強いのは単なる偶然? 強風吹くハワイで今年も好調の不思議
【ロッテ選手権】第2日
初日からシブコ劇場だった。初日インスタートの渋野日向子(24)は朝から強風が吹きつける中、18番からの4連続を含む6バーディーで一時は単独トップに立ったが、第1打を池に入れた6番のトリプルボギーで後退。「1ホールでずっこけた」とは言うものの、首位に3打差の3アンダー7位。
2日目の14日はスコアを1つ落とし、トータル2アンダー、18位タイ。スコアが伸びず悔しさをにじませた渋野は決勝ラウンドで巻き返しを図る。
昨年の今大会は、強風でスコアを崩す選手を尻目に“直ドラ”ショットを放つなど、キム・ヒョージュ(27)と優勝を争い、2打差の2位だった。
風の中の優勝争いで記憶に新しいのは、昨年の全英女子オープンだ。前週まで、予選落ち、予選落ち、棄権、予選落ちと大不振。それが強風のミュアフィールドでは「風と友達になれた」(渋野)と、プレーオフに1打届かずの3位。2度目のメジャー制覇は目前だった。
■強風のときは細かい事を考えずスイングに集中