56歳三浦カズがポルトガル最年長出場記録更新も、終了間近のピッチ入り…有終の美はいつ?
56歳の元日本代表FW三浦知良(カズ)が、欧州で大記録を打ち立てた。
ポルトガル2部オリベイレンセに所属するカズが、現地22日に行われたアカデミコ・ビゼウ戦の終盤に交代出場し、ポルトガルのプロリーグの「史上最年長出場記録」を更新したのだ。
もっとも、出場時間はホンのわずか。
1-4とリードして迎えた後半「44分54秒」に背番号97のFWサントスに代わり、背番号11の三浦カズがピッチに登場。持ち場である最前線までダッシュで向かった。
しかし、ほどなくしてタイムアップの笛が吹かれ、実質的には「出場しただけ」に終わった。
それでも2月26日に56歳となった大ベテラン・三浦カズに欧米メディアはすぐさま反応した。
「プロ38年目のサッカー選手の『ネバー・エンディング・ストーリー』。ジェノアでアジア人初のセリエA選手(1994年移籍)となった男が、欧州に舞い戻って『記録ずくめの男』となった」と報じたのは、イタリアの「スカイスポーツ」。