56歳三浦カズがポルトガル最年長出場記録更新も、終了間近のピッチ入り…有終の美はいつ?
三浦カズ自身、ポルトガルでの今シーズンが、最後のプロキャリアとなることに「十分な覚悟」を持っているフシがある。
オリベイレンセに「シーズン終了までのレンタル移籍」を発表した2月1日以降、国内はもちろんのこと、欧州メディアからも取材の申請が殺到したが、「少なくとも公式戦に出場するまではお断りします」というのが公式のスタンス。
世界中に7つの言語でスポーツ番組をネット配信している大手メディアグループからも「密着してドキュメンタリー番組を制作したい」という“美味しい”オファーが届いたが、それに対しても拒否の姿勢を貫いて「ストイックに日々の練習に集中している。ただ出場するだけではなく、ゴールを奪って有終の美を飾りたいと思っている」とは前出関係者である。
29日に行われる次節は、リーグ3位のエストレラと対戦する。同9位のオリベイレンセにとって格上の相手だ。果たして次の試合にも出場し、ゴールを決めてさらなる記録更新を達成できるのだろうか?