56歳三浦カズがポルトガル最年長出場記録更新も、終了間近のピッチ入り…有終の美はいつ?
三浦カズがプロのキャリアをスタート(1986年)させたブラジル、そして隣国のアルゼンチンでも「38年目のプロ選手! ポルトガルで最年長記録更新!」と大きな驚きを持って報じた。
ブラジルの名門サントスでプレーしていた三浦カズは1990年、帰国して読売クラブ(現東京V)に加入し、セリエAのジェノアを皮切りにクロアチア、オーストラリアでもプレーした。
2006年からは横浜FCの一員として、主にJ2でプレーしていた。
「年間2試合の出場に終わった2014年シーズン終了後、47歳で引退するプランもあったが、周囲から『50歳まで現役を続けて世界をアッと言わせよう』といった声に後押しされる格好で現役を続けることになった」
そう前置きして、サッカー関係者がこう言う。
「40代半ば以降、特に年齢的な衰えは隠しようがなく、52歳で迎えた2019年は3試合、翌2020年は4試合、2021年は1試合しか出場できなくなり、2022年は実兄(三浦泰年)が監督を務めるJFL鈴鹿にレンタル移籍。シーズン終了後に引退するともっぱらだったが、現役最後の所属先がJFLというのは、日本サッカー界の大功労者である三浦カズには相応しくないということになり、横浜FCのオーナーが所有しているオリベイレンセにレンタル移籍することになった」