日本ハムの高給取り助っ人が働かないウラ側…ガントに続きポンセも一時帰国で波紋広がる
そこへいくと、実績に乏しく低年俸で入団した選手ほど、一旗揚げようと目の色を変える。昨季年俸6000万円のアルカンタラは97試合で打率こそ.209だが、チーム2位タイの14本塁打をマーク。今季は7試合で打率.261とアピールを続けているのがいい例だ。
「アルカンタラは二軍に落ちても一切腐ることがなく、ひたむきに取り組んできたと聞きます。15年に年俸6000万円で入団したレアードは日本人投手の配球などを熱心に勉強、初年度から143試合で打率.231、34本塁打、翌年は39本で本塁打王を取った。投手では16年に年俸8000万円で入団したクリス・マーティン(同年52試合、2勝0敗、19ホールド、21セーブ、防御率1.07)など、低年俸の選手ほどジャパニーズドリームを掴もうと必死にやって結果を残してきた歴史があります」(球団OB)
新球場を盛り上げようと、なまじっか大金を使って“らしくないこと”をしたのが裏目に出たようなのだ。