42歳・岩田寛の逆転Vは見事だが…星野陸也や蝉川泰果ブレーキで若手のふがいなさ浮き彫り
【中日クラウンズ】
1打差2位発進の岩田寛(42)が今大会2年ぶり2勝目、ツアー通算5勝目を挙げた。最終18番でこの日初のボギーをたたいたが、12番までに6バーディーを奪って後続を引き離し、通算15アンダーまで伸ばす逆転劇を演じた。
2日目から首位に立っていた星野陸也(26)は肝心の最終日に69と伸ばせずに通算12アンダー・2位フィニッシュ。
3位タイスタートの蝉川泰果(22)は、出だし1番からの4連続を含む5バーディーを奪って猛追したが、終盤は勢いがピタリと止まって通算11アンダー3位だった。
体力に自信がある20代プロが、40代おっさんプロにプレッシャーをかけられず、楽々と勝たせてしまう展開だった。
■層の薄さもクローズアップ
女子ツアーは渋野日向子、畑岡奈紗ら黄金世代に始まりプラチナ世代、ダイヤモンド世代と次から次へと若手が出現して大会を盛り上げている。