巨人岡本「一塁」今季初スタメンは原監督の場当たり起用 「なぜ坂本ではないのか」とOB苦言
■昨年一塁転向打診も拒否され…
原監督は昨年、右膝のケガで長期離脱を余儀なくされた坂本が戦線に復帰する際、守備の負担を和らげようと、一塁へのコンバートを打診。が、坂本はこの申し出を断り、遊撃としての復帰にこだわったと明かしていた。前出の高橋氏が続ける。
「それなら、原監督は今こそ坂本に再度、一塁転向を打診するべきではないか。巨人のOBとして思うのは、通算17年目の原監督がどうしてもやらないといけない仕事は、坂本の後釜を作ること。私は『育成』とは、教えるのではなく、出場機会を与えることだと思っています。門脇でも中山でもいい。一軍でアピールをする若手にどんどん遊撃の経験を積ませなければ、出てくるものも出てきませんから」
成績不振のため、3年契約2年目の原監督の「今季限り」の可能性がささやかれる中、坂本の後継者問題を次期監督に丸投げすることだけは避けたいところ。原監督、頼むから遊撃手・坂本の首に鈴を付けて! というのが、球団の本音ではないか。