大谷翔平が8戦ぶり8号2ラン 追い込まれた状況でライバル球団の守護神攻略もエ軍2連敗
大谷が土壇場で意地を見せた。
現地10日(日本時間11日)のアストロズ戦に「3番・DH」で出場し、1本塁打を含む4打数1安打2打点2三振だった。大谷は相手の先発右腕ハビエルを打ちあぐね、六回の第3打席までに2三振。緩急をつけた相手の配球に手玉に取られた。
大谷に一発が出たのは2-5と3点を追う九回の最終打席だった。相手の守護神プレスリーのスライダーに苦戦し、カウント1-2と追い込まれながら、低めのカーブをすくい上げるようにして捉えると、右中間スタンドに1点差に追い上げる8号2ランを叩き込んだ。
昨季33セーブを挙げ、アストロズの世界一にも貢献したメジャーを代表するクローザーを攻略し、4月30日のブルワーズ戦以来となる8試合ぶりの一発で5月初アーチを放った。
大谷の2ランを足がかりにエ軍打線は守護神を攻め立て、レンドン、レンフローによる連打で無死一、二塁と好機を演出したが、後続が倒れて反撃はならなかった。チームは4-5で敗れ、同地区のライバル相手に連敗を喫した。
藤浪はヤンキースタジアムで好投
アスレチックス・藤浪晋太郎(29)は敵地でのヤンキース戦に3番手で登板し、2回3分の1を無安打無失点、1四球、2奪三振だった。チームは3-11の大敗で4連敗。