阪神・梅野が正捕手はく奪危機…“矢野チルドレン”坂本台頭、先発マスク時の先発投手7勝1敗
「正捕手は梅野で行く」
こう宣言していた阪神の岡田監督は今季、開幕から梅野隆太郎(31)をスタメン起用し続けた。が、ここまで22試合出場で打率.106、本塁打0と散々。スタメン出場した試合の先発投手の成績は4勝11敗、防4.71とサッパリだ。
そんな中、11日のヤクルト戦で先発出場した坂本誠志郎(29)が存在感を発揮。先発マスク時の先発投手は7勝1敗、防0.51(10日現在)と正捕手とは好対照だ。
昨季まで阪神で投手コーチを務めていた金村暁氏は先日、YouTubeの番組で2人に関して
「(坂本は)投手の良さを引き出そうと、すべての球種をうまいこと使いながら、打者に的を絞らせない上手なリードをする。(梅野は)投手の最大の武器を中心に、いい球種をどんどん投げさせる。投手の調子が良ければ完封とかバンバンやるが、ダメなときは偏ったリードでズルズルいってしまう」と指摘していた。
坂本は矢野前監督に重用されていたが、前任の見る目は確かだった?