阪神「正捕手」問題でファン議論白熱! 梅野を見切るのか…岡田監督決断のタイムリミット
顕著なのがオリックス監督時代だ。正捕手だった日高剛に対し、「バッテリーを含めて打たれ過ぎ。考えられへんよ」などとメディアを通じて外角一辺倒のリードを批判。最終的には捕手失格の烙印を押した。
「梅野の配球は外角一辺倒になりがち。今季はそれが顕著です。例えば今月14日のDeNA戦。先発の西純が5回11安打4失点と打ち込まれたが、打たれたコースはほぼ外角。梅野がマスクをかぶっている時は当然、外角を意識します」(ライバル球団スコアラー)
■エース青柳を二軍落ちに
岡田監督はあくまで結果重視。19日の広島戦で5回7失点と炎上し、2勝3敗、防御率5.63と不振を極めるエースの青柳を巡っては、その試合直後に「その話はもうええわ」と怒り爆発。二軍落ちを命じた。
「エースに対しても一切、遠慮しない岡田監督のこと。腹の内ではリードに不満を抱いていても不思議ではない。梅野がこの日の活躍をきっかけに立ち直らなければ、30日に開幕する交流戦中にも正捕手問題にケリをつけるかもしれません」
とは、前出OB。
岡田監督は試合後、「坂本の打撃がちょっと落ちたときに梅野がだいぶ上がってきた。そんなもん」と話したが、梅野にはリード面で一層の奮起が求められそうだ。