東映元コーチ・飯島滋弥が大杉勝男の才能を開花させた「あの月に向かって打て!」の名ゼリフ

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 このひと言がきっかけになったのか、大杉はこの年を皮切りに6年連続30本塁打を記録、70年には44本塁打、129打点で初の本塁打王、打点王を獲得した。

 くしくも同年8月9日、大杉が「おやじさん」と呼んで慕った飯島は50歳で早世。2つのタイトルは師匠への何よりのはなむけになった。

(ライター・清水一利)

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