落合博満氏もヤクルト不振の“戦犯”と指摘…三冠王・村上宗隆に昨季9.12死球のトラウマ
前出のヤクルトOBは「エスコバーの死球以前から執拗に内角攻めをされていたが」と、こう指摘する。
「好調時と比べてなかなか前に踏み込めず、タイミングが取れない打席が少なくない。ひとつ間違えば大ケガにつながりかねない死球をモロに受けたことで、その残像が脳裏に焼き付いているのかもしれない。頭では『このままではいけない』と理解していても恐怖心はなかなか拭えません。20年の中日戦でも頭部死球を受けているし、まして、相手投手が剛速球左腕のエスコバーですから、なおさらです」
四球数(46)は相変わらず多く、18日のオリックス戦では5月25日の阪神戦以来の猛打賞。まもなく再開するリーグ戦でチームが逆襲するには、村神様の復活が不可欠だが。