田中希実1500M大会新で圧勝! 母が明かす「プロ転向“ちりつも”メリット」と「ケニア愛」

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 もはやアジアに敵はいない。

 12日に行われた陸上アジア選手権(バンコク)の女子1500メートル決勝。序盤からレースを牽引した田中希実(23)はラスト2周からギアを上げると、半周もしないうちに後続をみるみる引き離し、ラスト1周を迎える頃には、完全な「独り旅」。大会新の4分6秒75でフィニッシュした。2位に6秒以上の大差をつけていることからも、独走ぶりがうかがえる。

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 田中は4月、「与えられた環境、自分自身への甘えが目立つレースが増えた。世界のトップを目指すなら、潜在能力以上の力が必要。より強い思いと確かな取り組み、そこへのプロ意識が大事になる」と、豊田自動織機を退職。プロ転向し、ニューバランスへの所属を発表した。

 以降の活躍は目を見張るものがある。6月の日本選手権で女子1500メートルを4連覇、5000メートルを連覇。直後にフィンランドへ飛ぶと、同国で行われた陸上大会の5000メートルで自己ベストかつ日本歴代3位の14分53秒60をマークして優勝した。プロ転向はどんなメリットがあったのか。母の千洋さんが言う。

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