大谷翔平タイトル総ナメは敵地でのパフォーマンス次第 後半戦は本塁打出にくい球場ばかり

公開日: 更新日:

 前半戦の大谷は投手としてはホーム9試合で4勝2敗、5被本塁打で防御率2.35だが、敵地では8試合で3勝2敗ながら、9被本塁打、防御率4.60と打たれている。対照的に打者としては敵地での成績がやや上回り、47試合で打率.320、17本塁打、44打点に対し、本拠地では42試合で打率.281、15本塁打、27打点。

 しかし、本塁打が出にくい敵地の多い後半戦は投手として有利に働く半面、打者としては球場の特性にも足を引っ張られて本塁打を量産できない可能性もある。前半戦の“投低打高”が、後半戦は逆転するかもしれないのだ。

 今季終了後にはFAとなる大谷にとって後半戦は、メジャーで高い評価を得られる終盤戦での勝負強さをアピールする絶好のチャンスだ。

 投打のタイトルを総なめにするには、打者として前半戦以上に敵地で打ちまくる必要がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動