大谷翔平タイトル総ナメは敵地でのパフォーマンス次第 後半戦は本塁打出にくい球場ばかり
前半戦の大谷は投手としてはホーム9試合で4勝2敗、5被本塁打で防御率2.35だが、敵地では8試合で3勝2敗ながら、9被本塁打、防御率4.60と打たれている。対照的に打者としては敵地での成績がやや上回り、47試合で打率.320、17本塁打、44打点に対し、本拠地では42試合で打率.281、15本塁打、27打点。
しかし、本塁打が出にくい敵地の多い後半戦は投手として有利に働く半面、打者としては球場の特性にも足を引っ張られて本塁打を量産できない可能性もある。前半戦の“投低打高”が、後半戦は逆転するかもしれないのだ。
今季終了後にはFAとなる大谷にとって後半戦は、メジャーで高い評価を得られる終盤戦での勝負強さをアピールする絶好のチャンスだ。
投打のタイトルを総なめにするには、打者として前半戦以上に敵地で打ちまくる必要がある。