阪神守護神・湯浅の今季絶望に…岡田監督「何とも思ってない」と吐き捨てたウラの本心

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実は復帰を心待ちに

 さる阪神OBは「湯浅はコテンパンに言われて面白くないだろうが、岡田監督が期待を寄せているからこそです」と、こう続ける。

「岡田監督は2度目の抹消以降も常に状態を気にかけ、復帰を心待ちにしている様子だった。二軍で一から立て直してもらい、勝負どころと踏んでいる8月末以降にフル回転してほしかった。『あと1、2試合、下で投げれば一軍に上がってくる』と、周囲に話していた矢先に脇腹の故障が判明。『何とも思ってない』などと辛辣なコメントをしたのは、それだけ落胆したからでしょう」

 岡田監督は、前任時代(2004~08年)に勝利の方程式として機能した「JFK」のような必勝パターンをつくりたい。仮に今季は調子が万全にならなかったとしても、湯浅を抑え、セットアッパーとして固定したかったに違いない。

「阪神のブルペンはリーグ屈指の戦力を擁していますが、かつての10連投したこともある藤川球児のような絶対的なリリーバーはいない。抑えの代役である岩崎(32)はベテランの域に入り、適宜、休養が必要。勝負どころの9月に抑えとしてフル回転……というのは体力的にも厳しい。まして、今の時代、リリーフの4連投、5連投を強いることは難しい。残り50試合を切った中、湯浅の離脱は大きな不安要素です」

 8日から巨人3連戦を迎える阪神は、先のカードでDeNA相手に同一カード3連勝。7日現在、2位広島に2.5差をつけているが、湯浅の穴を埋めることが18年ぶりの優勝の肝になりそうだ。

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