夏の甲子園8強に近畿勢ゼロの珍事も…大阪桐蔭と智弁和歌山の「逆襲」はもう始まっている
美山氏がこう続ける。
「大阪桐蔭の新チームのエース候補・平嶋桂知は身長187センチ。長身から繰り出すストレートは最速154キロのプロ注目右腕です。東京都中野区出身で稲城シニアでプレーした。かつてはなかったことですが、大阪桐蔭はついに東京の有望中学生にも声を掛けるようになってきた。今では寮がある智弁和歌山も東京の強豪・世田谷西シニアから選手を入学させて話題になった。近畿勢が弱くなったなんてとんでもない。少なくてもこの2校は、東京や関東地区までも草刈り場にして、どんどん増強している印象です。関東の高校関係者は戦々恐々としています。今後は他の近畿の強豪校も関東に手を伸ばしてくる可能性があります」
来春のセンバツで近畿勢の逆襲がありそうだ。