大谷翔平3試合連続スタメン外れで“最多本塁打”に暗雲…試合開始2時間前に異例の判断
大谷が3試合連続でスタメンを外れた。
試合前の会見で大谷の出場を聞かれたフィル・ネビン監督は「メディカル的には問題ないが、ゲーム前に屋内練習場で実際にバットを振って、患部の状態がどうなのか? 首脳陣と話し合ってから決める」と話していたが、状態が芳しくなかったのだろう。本人や首脳陣を交えてギリギリまで出場を模索したとみられ、スタメンが発表されたのは異例ともいえる試合開始の約2時間前だった。
ここまで大谷はア・リーグトップの44本塁打を放っている。6日現在、2位のルイス・ロバート(ホワイトソックス)に9本差をつけており、自身初の本塁打王のタイトルは間違いないとはいえ、ここに来てナ・リーグでブレーブス・オルソンが45本塁打でメジャー単独トップ、メッツ・アロンソが42本と猛追している。大谷が目指していたメジャー最多本塁打は微妙な状況になってきた。
指揮官は「メディカル的に問題ない」と代打での起用を示唆したが、患部の悪化を招くようでは元も子もない。