無期限出場停止も国内FA権は取得見込み…西武・山川穂高を拾うかもしれない意外な「神」
知人女性への強制性交の疑いで書類送検され、嫌疑不十分で不起訴処分となった西武・山川穂高(31)が、今オフに国内FA権を取得できることになった。
不祥事の処分として「公式試合の無期限出場停止」が球団から発表されており、今後の見通しについて西武の渡辺GMは「出場しないのは一、二軍の公式戦。三軍戦はこれからの状況を見ながら」と明かした。一軍登録日数が「残り17日」だったFA権については、故障者特例措置の対象選手として取得条件を満たすという。山川は右ふくらはぎ痛で4月10日に登録を抹消され、同27日の二軍のロッテ戦に出場するまでの期間が加算されるためだ。さる球界関係者がこう言った。
「迷惑をかけられた西武側も、山川を抱えきれなくなっています。FA権を取れれば、山川にとっては朗報ですが、FA移籍となれば、ファンの風当たりは強くなる。この問題が全部解決したら、来季復帰をメドに、無償トレード、自由契約などで放出する可能性が高いともっぱらです」
今オフ「FA移籍濃厚」と言われ、“相思相愛”だったソフトバンクは現在、パ・リーグ3位と苦しんでいる。