巨人屈辱の3年連続V逸…原監督とM3阪神・岡田監督はどこで差がついた? 評論家が斬る

公開日: 更新日:

 高橋氏が続ける。

「せっかく新人の門脇を抜てきしているのに、その試合の早い段階であっさり坂本を代打に送ったことがあった。新人の浅野を7月に初昇格させた際も、スタメンで使うことなく二軍に落とした。一軍に上げた意図がハッキリと見えませんでした。リードしている展開で、先発投手を勝利投手の権利を得る目前の四回途中で降板させたり……。四球が多いとか内容が悪いとか、理由があるにしても、投手コーチ目線でいえば、この内容なら、せめて同点までは我慢して欲しいと感じることがよくある。五回の壁を乗り越えさせないと、若い先発投手は育ちません。その点、岡田監督は先発投手に白星をつけることを優先しているように映る。同点まではOKと腹を括っている試合が多い」

 原監督は3度目の監督に就任した2018年オフ、周囲にこんなことを漏らしていた。さる放送関係者がこう明かす。

「リーグV3を達成したばかりの広島のことを『オレの中で強いイメージはないんだよ!』と言い、08年から負け越しがなかった阪神に至っては『阪神はもっとない!』と笑い飛ばしていました」

 数年前には阪神に対してタカをくくっていたのに、今では遠く及ばない。その原因は監督の器の差にあるようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    小室佳代さんは眞子さんを「配偶者」と呼び、秋篠宮さまは圭さんを「夫の方」と呼ばれ…自伝本が深めたミゾ

  2. 2

    松坂桃李「御上先生」は連ドラの“勝ちパターン”を外してしまった? 1ケタ陥落で疑われる《失速と中だるみ》

  3. 3

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 4

    “選挙のプロ”立花孝志まさかの凡ミス赤っ恥…第一声「神戸→船橋」急きょ変更のお粗末

  5. 5

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  1. 6

    小室圭さん母・佳代さん まさかの「自伝本」出版に宮内庁が困惑…“魂の訴え”で秋篠宮家にまた逆風か

  2. 7

    三田寛子はアイドルから“梨園の妻の鑑”に華麗なる転身も…夫の不倫癖で扇千景さんの境地になれない

  3. 8

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 異例の「マイナー相手に実戦登板」で見えた首脳陣の痛恨トラウマ

  5. 10

    なぜオリ山岡泰輔だけが名前を晒されたのか…SNSでは「不公平」「一律公表すべき」の声