侍ジャパン井端新監督は“苦肉のリリーフ”契約…もっとも巨人・原監督には用はなし?
4日、野球日本代表監督に就任した井端弘和氏(48)が、都内で会見を行った。
U15の指揮も同時に執ることになった新監督は、「2023年WBCでは全国民が熱い思いになったと思う。またファンや国民を熱くさせたい」と抱負を語ったものの、任期は来年11月に行われる第3回プレミア12まで。来月行われるアジアプロ野球チャンピオンシップ以降は大会ごとに契約を更新、継続するという。
過去、代表監督の任期は五輪やWBCで一区切り、というケースがほとんど。今年のWBCで日本を世界一に導いた栗山監督も、就任したのは21年。WBC終了後、5月に退任している。
会見に同席したNPBの井原事務局長は、従来と異なる任期にした理由をこう説明した。
「今後の国際大会は10年ほど大きな大会が続く可能性がある。10年先から逆算すると、代表監督は2年、3年のスパンではなく、大会ごとにベストの日本野球を示すのが、侍ジャパンのあるべき姿だと思った」
■大会ごとの契約はNPBの苦肉の策