岡田監督は大型補強に興味なし 阪神リーグ連覇「2人のキーマン」を1985年日本一戦士が指名

公開日: 更新日:

「そんなん全然眼中にない。FAとかは」

 阪神の岡田彰布監督(65)は6日のシーズン終了報告後にキッパリと言い切った。

【写真】この記事の関連写真を見る(44枚)

 今オフは大型補強に乗り出さない一方で、「当然、新しい力は必要。同じメンバーでは戦えない。上積みや」と、チームの底上げを図ることで来季のリーグ連覇を目指す。

 今季リーグトップのチーム防御率2.66を誇った投手はまだしも、問題は野手だ。今年のドラフトの野手指名は高校生2人のみ(育成は除く)。今いる若手、中堅の台頭が不可欠だ。1985年日本一戦士の福間納氏がこう言う。

「岡田監督が『一番鍛えたい2人がおらん』と話していたように、本来なら成績に波がある佐藤輝と森下の2人をこの秋に鍛えたかったところ。侍ジャパンに選出されたのは正直痛い。投手陣はあと3年くらいは安泰としても、野手陣はレギュラーが固定され、控えとは実力差がある。この秋から来春キャンプにかけて、1人でも2人でも、レギュラーをうかがう若手、中堅が出てきてほしいところです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…