山本由伸めぐりNY金満ヤンキースvsメッツで争奪戦! 両オーナーが対抗意識ムキ出し
3年連続沢村賞とMVPの同時受賞を果たした右腕の争奪戦がヒートアップしてきた。
オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す山本由伸(25)を巡って、ともにニューヨークを本拠地とするヤンキース、メッツの金満2球団が水面下で熾烈な駆け引きを繰り広げているというのだ。
同じ先発右腕の前田健太がタイガース、ソニー・グレイがカージナルスと合意し、FA市場の目玉右腕の山本への注目度が高まる中、ヤ軍とメ軍の地元紙「ニューヨーク・ポスト」(電子版)は28日、「ヨシノブ・ヤマモトの入札でヤンキースとメッツが戦闘再開へ」と題した特集記事を掲載。
記事によると、今季の開幕時にメジャー史上最高となる年俸総額3億ドル(約450億円)を投じながらポストシーズン進出を逃したメッツのスティーブ・コーエン・オーナーは今オフも大型補強に動くという。チーム編成に巨費を投じるヤンキースのハル・スタインブレナー・オーナーに対する対抗意識もあるようだ。
コーエン・オーナーの狙いは言うまでもなく、ヤンキースも関心を寄せている山本だ。メッツはポスティング史上最高額となる総額2億ドル(約300億円)超の金銭面だけでなく、渡米1年目の山本の負担を減らすため6人ローテを検討するなど着々と受け入れ態勢を整えているそうだ。