中日・高橋周平にトレードの可能性…立浪監督就任以降は出番激減、投手補強の交換要員

公開日: 更新日:

「動きはあるかもしれません」

 球団OBがこう言うのは、立浪中日の今オフの補強のことだ。

「中日は、巨人を自由契約になった中田翔を獲得するなど、11人の新戦力を補強した。引退した福田、堂上ら退団選手も11人ですから、丸々入れ替わる形になった。ただ、今の戦力で来季を迎えるとすれば、投手陣に不安が残る。投手の補強は今秋ドラフトで指名した草加(亜大)ら4人と、現役ドラフトでヤクルトから獲得した梅野だけですからね。トレードで投手を取りにいく可能性はあります」

 トレードに打って出るなら交換要員が必要になるが、前出のOBは「高橋周平(29)で商売する可能性があります」と、こう続ける。

「高橋は2020年に打率.305をマークしたシュアな打撃と、堅実な三塁守備が魅力。しかし、立浪監督が就任した22年以降は出場機会が激減している。立浪監督と打撃理論などの部分でソリが合わないからだともっぱらです。しかも、高橋は気持ちを前面に出してプレーするタイプではない。昨年、『戦う顔をしていない』と、試合中にもかかわらず名古屋へ『強制送還』され、オフにDeNAにトレードされた京田も似たようなところがあった。立浪監督は自分の考え、理論に忠実な選手を使う傾向がある。しかも、中田の獲得によって一塁が埋まり、三塁は石川昂の起用が濃厚。高橋はますます出番が減るでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    小室佳代さんは眞子さんを「配偶者」と呼び、秋篠宮さまは圭さんを「夫の方」と呼ばれ…自伝本が深めたミゾ

  2. 2

    松坂桃李「御上先生」は連ドラの“勝ちパターン”を外してしまった? 1ケタ陥落で疑われる《失速と中だるみ》

  3. 3

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 4

    “選挙のプロ”立花孝志まさかの凡ミス赤っ恥…第一声「神戸→船橋」急きょ変更のお粗末

  5. 5

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  1. 6

    小室圭さん母・佳代さん まさかの「自伝本」出版に宮内庁が困惑…“魂の訴え”で秋篠宮家にまた逆風か

  2. 7

    三田寛子はアイドルから“梨園の妻の鑑”に華麗なる転身も…夫の不倫癖で扇千景さんの境地になれない

  3. 8

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 異例の「マイナー相手に実戦登板」で見えた首脳陣の痛恨トラウマ

  5. 10

    なぜオリ山岡泰輔だけが名前を晒されたのか…SNSでは「不公平」「一律公表すべき」の声