中日・高橋周遊撃起用のナゾ 立浪“迷”監督は根尾がそんなに嫌いなのか

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 中日・立浪監督(52)の迷走が止まらない。

 25日は2試合続けて、三塁を本職とする高橋周平(28)を「6番・遊撃」でスタメン起用。しかし、2試合で7打数無安打とさっぱり打てず、泥沼の7連敗である。

 確かに高橋は遊撃も守れるが、あくまで「できないわけではない」というレベル。2014年に8試合を守ったのが最後だ。キャンプでは遊撃でノックを受けることがあったにせよ、本格的なコンバート案が出ていたわけでもない。21日に今季初めて遊撃を守った際は、いきなりトンネル。立浪監督は「人工芝だとそこそこやれるのかな」とかばうも、24日の本拠地バンテリンドームでの試合でもエラーをした。

 中日は京田が5日に二軍落ちし、正遊撃手不在。その後は主に三ツ俣が守っていた。立浪監督は高橋の抜擢について、「三塁も遊撃も基本は一緒。自分もそうだった」と自身の経験を持ち出していたが、ならばなぜ遊撃再コンバートを命じた根尾昂(22)を起用しないのか。

 今季の打率だけで言えば、根尾も高橋も大差がない。根尾は.212で、高橋もこの日4タコに倒れて.224に下がった。得点圏でも根尾は6打数3安打と勝負強さの片鱗を見せている。高橋は同.158と、チャンスでからっきしだ。

「根尾が今季、遊撃を守ったのは18日の1試合のみ。いくら再コンバートを命じても、試合に出なければ技術だって上達しない。内野の名手だった立浪監督は重々承知のはずだが……」

 とは球団OBだ。

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